心を開き始めたかな?
今週、登校拒否はまだまだ続いている。
集団登校に毎日付き添って登校し、養護学級まで送り届ける。
養護学級で長女は、私に帰ってほしくないのか、あーだこーだと取り留めの無いことを永遠と話す。
で、チャイムが鳴って学校を出る。
週の前半、いやな事があったと話す。
「気分を落ち着かせようと一輪車に乗って100回位くるくる回っていたら、一年生の子にじろじろ見られた。」
「機嫌よく一人で遊んでいると他の子が何やってるの?とよってきてしつこく遊ぼうと言われた。」
「学校の門をくぐると正門の玄関に大勢の子がじろじろと見る。」
「突然話しかけられていやだった。」
とまぁ、こんな感じ。
どれも些細な事で、自分が気にしなければなんとも無いことなのだが、被害妄想真っ只中の長女にとっては、一大事なようだ。
週の後半、何事もイヤイヤでは先に進まないと思った私は、保育園の時に立ち直った時の話をした。
あの時は、今よりもっとひどく、人間不信に落ちいっていたのに、お友達が一人出来たことからクラスに溶け込めた話をした。
長女は、少し前向きな気持ちになり、一時間だけクラスに参加しようかな?と言い出した。
木曜日、参加してみた。
「怖くなかった。大丈夫だった。」
と長女は言った。
それまでは、クラスの子がプリントを持ってきてくれても養護学級の教室に逃げ込む事しか出来なかったのに、この日は、クラスの子がプリントを養護学級に持ってきてくれた時、「有難う。」と言えた。
「今日は、2時間普通学級に参加してみようかな?」
と言って、学校へ行った。